5E-07
文章生成AIを用いた行動心理モデル構築の試み- 観察者定数モデルによるAI行動因子抽出の検証 -
○八木良一(無所属)
本研究は、文章生成AI(以降、AI)を利用し、短文会話ログから行動心理モデルを構築する新たな手法の提案である。当該手法では、観察者定数モデルを導入し、観察者側の揺らぎを固定化することで、対象者の行動・心理因子を抽出する。また、複数のAIを用いて、因子抽出の再現性・安定性を検証し、その解析結果を比較、会話ログごとの因子分布やAI間の解析傾向の違いについても明確にした。その結果、AIによる因子抽出には高い安定性を示したが、AI出力にはバイアスが見られた。今後は、実データによる検証やバイアス低減、定量的評価の導入が課題と考える。また、本研究を通じて、AIとの協働分析は人間の感情理解において有効な補助手段となる可能性を確認できた。