5C-02
口形変形画像生成を用いた読話学習支援アプリの開発
○宮崎 剛(神奈川工科大)
読話は難聴者のコミュニケーション手段として重要であるが,口形の違いを視覚的に識別することは容易ではない。本研究では,読話学習を支援するためのアプリ「読話クラブ」を開発した。本アプリは,実写の母音口形画像を基に,フレーム補間技術を用いて口形間の遷移画像を生成し,音ごとの滑らかな口形変化を提示できる。学習者は,ひらがな,口形,単語などの複数の学習機能を通じて読話能力を段階的に習得できる。また,学習履歴や解答内容はアプリ内で記録され,誤答傾向の把握や今後の教材改善にも活用可能である。本稿では,口形変形画像の生成手法とアプリケーション構成について述べ,読話学習における本アプリの有用性と今後の展望について示す。