4ZH-02
地域・性別・学年間の視点からみる小中学生の体力傾向の分析 -全国体力調査に基づく地域特性の可視化-
○香川実華(阪大),香川恵輔(愛光高校)
本研究は、小中学生の体力データを地域・性別・学年間の視点から分析し、地域特性に応じた運動支援設計に向けた基礎的知見を得ることを目的とする。全国体力・運動能力調査の体力得点を基にクラスタ分析を行い、地域ごとの体力傾向を分類し地図上に可視化した。また運動習慣等の調査データは機械学習による体力予測に用いた。小学生では都市部に低体力地域が見られたが、中学生ではその傾向が明確となり、さらに男子は東北・北陸・九州、女子は西日本に高体力地域が広がり、小学生で類似していた地域傾向が中学生では男女で異なる特徴として顕在化した。これらの知見は、地域性・性差に加え、学年段階の特性を踏まえた運動支援設計に有用である。