4ZF-08
ダイアログアクトに基づくモジュラーフレームワークを用いたLLMによる交渉対話エージェント
○森本賢次郎,藤田桂英,渡邉 賢(農工大)
近年、交渉対話エージェントに関する研究が盛んに行われている。大規模言語モデル(LLM)の発展により、対話エージェントは目覚ましい発展を遂げているが、交渉タスクにおける制約違反や冗長な表現が課題となっている。その一方で、ダイアログアクト(DA)を用いて戦略決定と発話生成を分離することで、発話の人間らしさの向上を示したという研究がある。そこで本稿では、DAに基づくモジュラーフレームワークを使用したLLM交渉対話エージェントを提案する。このエージェントは、各モジュールによる個々の戦略決定とLLMの豊富な知識により、AIらしさをなくし、よりタスクに適した人間らしい発話行動をとることが示された。