4ZE-05
自動音声認識およびLLMモデルを用いたFM放送復調音からのスポラディックE層伝搬の送信元推定の一検討
○東城千晴,上田徳彦,山口隼平,小林 真,新 浩一,西 正博(広島市大)
スポラディックE層(Es)による異常伝搬では,遠方のFM放送波が届き混信を引き起こす.これを把握するには,受信した放送がどの地域・放送局から伝搬したかを特定することが重要であり,到来方向や伝搬経路の推定,Es層の位置・移動の理解に繋がる.またVHF帯を用いる通信では,意図しない遠方電波の識別にも有用である.しかしFM放送は送信者情報を含まず従来手法を適用できない.そこで本研究は,FM音声をWhisperで文字起こしし,LLMにより内容から放送局を推定する手法を提案する.広島市での受信データを解析した結果,遠方局の分布や時間変化を明確に捉えられた.