情報処理学会 第88回全国大会

4ZC-03
遺伝的アルゴリズムを用いた学習曲の特徴を考慮した自動作曲における交叉方法の改良
○小玉翔唯,長名優子(東京工科大)
自動作曲の手法の一つとして、遺伝的アルゴリズムを用いた自動作曲が提案されている。これらの手法では学習曲のメロディやコードなどの情報を入力し、音のリズムと高さをモチーフごとに学習曲の特徴を考慮して別々に生成することで自動作曲を実現している。リズム系列の生成では、学習に用いる曲のリズムの特徴を考慮してリズム系列をランダムに生成する。音の高さの生成では、生成したリズム系列に対して、遺伝的アルゴリズムを用いて学習曲の特徴を反映して音の高さを生成する。しかしながら、この手順では、交叉によって生成される音の高さの系列が親の遺伝子の情報を適切に引き継げないことがあるという問題がある。そこで、本研究では、遺伝的アルゴリズムを用いた学習曲の特徴を考慮した自動作曲における交叉方法の改良を提案する。提案手法では、表現型レベルでの交叉を実現することで、親の遺伝子の特徴が子の遺伝子に適切に引き継がれるようにする。