情報処理学会 第88回全国大会

4ZB-07
画像勾配の局所構造解析に基づくJPEG量子化誤差の適応的推定
○中川雅新,高三佳己(名城大),森田雅貴(松山大),芦澤恵太(静岡理工科大),山谷 克(名城大)
先行研究では,画像勾配に対する主成分分析(PCA)を適用することで,エッジアーティファクトが顕著に現れる領域を特定し,当該領域に対してノイズ除去と周波数空間における飽和処理を実施してきた.しかしながら,従来の飽和処理が周波数空間内の情報のみに依存していたため,画像が持つ空間的特徴が十分に反映されていないという課題が残されていた.本研究は,この課題を解決するため,画像空間で得られる勾配分布の分散が最大となる第1主成分と最小となる第2主成分の固有ベクトルとそれらの固有値の情報を,DCT係数の飽和処理に導入し,その改良を図ることを目的とする.