情報処理学会 第88回全国大会

4ZB-01
有機ELディスプレイの発熱特性に基づいた可視光画像と熱画像の同時制御
○進藤羽流(千葉大),舩冨卓哉(京大),前島謙宣(オー・エル・エム・デジタル,IMAGICA GROUP),向川康博(奈良先端大),久保尋之(千葉大)
本研究では,有機ELディスプレイに表示する可視光画像とサーマルカメラで撮影できる熱画像を同時に制御する手法を提案する. 具体的には,有機ELディスプレイの自発光特性に基づいた各画素のRGB値と温度変化量の関係を推定し,画素ごとに色と温度変化量がそれぞれターゲットとする可視光画像と熱画像に近づくようなRGB値の最適化を行う. シミュレーションにより,本手法によって最適化したRGB値を有機ELディスプレイの各画素に表示した場合の可視光画像と熱画像の評価を行い,実現可能性を示した. 本手法の実現により,肉眼には自然画像,サーマルカメラには位置推定に用いるマーカーを表示するといった活用が期待される.