4W-03
MRを用いた石彫制作システム
○近藤龍太郎,冨田暁翔,村木祐太(阪工大)
彫刻の1つに石材から工具を用いて作品を制作する「石彫」がある.石彫を通して,造形的な見方や考え方を働かせることで,創造力が養われる.しかし,本格的な彫刻は,工具の準備や片付けに手間がかかるほか,刃物を扱うため怪我をする危険性がある.ところで,現実空間と仮想空間を緻密に組み合わせるMixed Reality(以下,MR)という技術がある.MRでは,実物体を伴わずにインタラクティブな空間を提供できる.そこで本研究では,手軽かつ安全に石彫を制作できるMRを用いた石彫制作システムを提案する.本システムにより,利用者に石彫の機会と楽しさを提供し,実物体を視ながら作品を制作することで,観察力の向上を図る.