情報処理学会 第88回全国大会

4V-04
StepGaze:視線入力における誤確定を抑制する順次視線通過型確定方式
○光久祥矢,野田虎之介,Onur Alparslan,佐藤健哉(同志社大)
近年,VRやハンズフリー環境での入力手段として視線入力が注目されている.しかし,視線入力では,情報の探索と操作のための視線が混在するため,意図しない停留や視線移動が誤確定となるMidas Touch問題が課題である.そこで本研究では,視線のみで明確な意図伝達を行う「StepGaze」を提案する.本方式は,選択対象周囲に表示される複数の決定エリアを,所定順序で視線通過させることで確定する順次視線通過方式である.この操作は偶発的な視線移動では発生しにくいため,誤確定の抑制が期待できる.実験では,操作時間や誤確定への耐性を評価し,探索と操作を区別可能な新たな確定方式としての有効性を検証した.