情報処理学会 第88回全国大会

4T-04
サポート詐欺被害低減のための体験型啓発アプローチの検討
○二子氣粋,安西穂高,佐藤 隆,寺田真敏(電機大)
サポート詐欺被害は深刻化しており,その被害抑止に向けたセキュリティ啓発の拡充が急務となっている.しかし,既存の啓発方法では,実際に直面した際の切迫性や手口のリアルさを体感させることが難しかった.本研究は,サポート詐欺被害を低減するために、危険性を安全かつリアルに体験できる環境を提供し、効果的な啓発を図ることを目的としている。 本稿では,前触れなくサポート詐欺画面へ遷移する体験型コンテンツと,心拍数を測定して詐欺画面遷移時の対応を客観的に評価する手法について述べる.実験の結果,前触れがない場合はある場合に比べ,心拍指標において高い心理的負荷を示し,知識の有無に関わらず動揺していたことを確認した.