4R-08
セルラネットワークにおける基地局内自己干渉除去による無線全二重通信の初期的実装
○児島大樹,青野優智,熊代壮晟,木崎一廣(阪大),小林 真(広島市大),矢吹 歩,大島寛矢(ソフトバンク),藤橋卓也,猿渡俊介(阪大)
6Gを実現する無線通信技術の1つとして,無線全二重通信が注目を集めている.セルラネットワークに無線全二重通信を導入する場合,自己干渉を除去するためのアナログキャンセル回路の規模は大きく,ユーザ端末(User Equipment: UE)への実装は困難である.本稿では,アナログキャンセル回路を基地局側に実装することで,無線全二重通信においてUE側が特別な干渉除去回路を必要としない構成を実現する.さらに,アナログキャンセル回路を搭載した基地局をソフトウェア無線機(SDR)で構成し,通信効率に関する評価を行うことで,無線全二重通信のセルラネットワークへの適用可能性について考察する.