4M-03
粒子複製による簡易SISと重みに基づく初期流速場再構成による室内気流推定精度の改善
○細川香音,中村和幸(明大)
適切な空調設計は, 居住者の快適性やエネルギー消費の低減に直結するため, 常に重要視されているが, 実現のためには, 室内流速場の正確な推定が必要である. しかし, 実際に家具配置などを変えながらその都度観測を繰り返すことは, 膨大な手間とコストを必要とする. そこで本研究ではCFDと観測データを融合する “データ同化” を用い, 少数の観測から室内流速場を効率的に推定する. 特に, シミュレーション結果に小規模な擾乱を与えて複製粒子を生成するLow-Costな逐次重点サンプリング(SIS)を導入し, 推定の効率化を図った. さらに, 中間時刻の重み情報を用いて初期流速場を再構成し, 再度SISを適用することで推定精度の向上を試みた.