4L-05
大規模言語モデルを用いた既存文書からのGSN自動生成
○越元秀多(福井大)
本研究では、安全ケース作成の効率化を目的とし、大規模言語モデル(LLM)を用いて既存の自然言語文書からGSNを自動生成する手法を提案する。Geminiに対し事故調査報告書等を入力し、JSON形式でGSNを生成させ、網羅性・構造の妥当性・明瞭性の3観点から評価を行った。実験の結果、LLMは文書の主要な論点を網羅し、標準的なGSN構造を構築する能力において高い評価を得た。一方で、ノード内の記述が長長になる傾向があり、明瞭性には改善の余地が見られた。本稿では、LLMによる文書からの安全ケース自動構築の有効性と課題について報告する。