情報処理学会 第88回全国大会

4J-04
ろう・難聴者発話の聴取における明瞭性と自然性の分析
○小林彰夫(大和大),安 啓一(筑波技術大)
ろう・難聴者と聴者の円滑なコミュニケーションでは,発話の明瞭性や自然性が重要となる.これらの指標を機械学習技術により推定できれば,コミュニケーション支援などの情報保障技術の開発に役立つと考えられる.そこで本研究では,ろう・難聴者発話を聴者が聴取した際の主観評価を明瞭性と自然性の観点から分析する.聴取実験により発話の明瞭性と自然性を9段階のリッカート尺度で評価させ,自然性を損なう要因(発音,話速,アクセント,イントネーション)を任意に選択させた.本稿では、これらのデータから明瞭性と自然性の関係や,自然性の聴取印象に影響を与える要因を分析し,主観評価の推定の可能性について考察する.