情報処理学会 第88回全国大会

4J-02
非透過型HMDにおける聴覚障がい者向け実環境音声HUD字幕提示方式の提案
○徳田浩一,岩田拓也,一宮 誠,小松慎太郎(大阪府立だいせん聴覚高支援),小林彰夫(大和大)
VRを活用した没入型教材は学校教育において高い動機づけを誘発する。一方、非透過型HMD装着中の聴覚障がい生徒に対する音声アクセシビリティは十分でなく、VR空間内の音声認識表示は広まりつつあるものの、実環境の音声は対象外である。視覚遮蔽下では指導者の実環境での指示が伝わりにくく、活用の大きな壁となっている。音声認識結果をVR内ブラウザに表示する手法もあるが、装着者の向きにより見失われやすく、また同時に教材アプリを起動できない。本研究では、実環境の音声認識結果を視界固定のHUD字幕として提示する方式を提案する。評価用モックタスクとして落下型パズルゲームを用い、その有効性を定量的に検証する。