4G-02
ボードゲームにおける協力/裏切り戦略への限定合理性の影響
○久保洸太,山田和明(東洋大)
ゲーム理論の課題の一つとして,合理的な人間がジレンマ状態において協力関係を構築できるメカニズムの解明がある.我々の研究グループでは,人は認知能力の限界により限定合理的にしか意思決定できないため,自身がジレンマ状態に直面していることや,得られる利得を正確に推定することができず,そのため,意図しない協力が生まれ,結果として協力関係が継続されるのではないかと考えている.本稿では,領地開拓系ボードゲームのカタンを用い,プレイヤーの限定合理性が,協力/裏切り戦略に与える影響を,プレイ歴が浅い者同士と,プレイ歴が長い者同士のプレイログの分析を比較することで検証する.