4C-02
隣接画素値の独立性評価による生成画像の判別可能性
○黒沢健至,櫻井 航,加登大稀,浅野雅人,井元大輔,本間正勝(科学警察研)
画像生成モデルにより作られた画像か、カメラ写真か判別するための1つの指標を提案する。カメラには物理的にレンズと撮像素子が存在し、それぞれの結像力やデモザイク処理が、出力画像における隣接画素値の独立性を低下させていると考えられる。一方で数値計算による生成モデルでは、そのような物理的制約を受ける必要がない。実験では、FLUX.1等の画像生成モデル7種類とカメラ10機種を用いて、樹木画像を生成あるいは撮影した。樹木の複雑なテクスチャ画像部分における隣接画素値の独立性を評価したところ、両者に有意に差があることが認められた。この結果は、判断根拠を説明可能な判別法の構築につながると期待される。