情報処理学会 第88回全国大会

4A-01
二分探索による強飽和集合列挙の高速化
○石黒功大,岩沼宏治,吉川雅修(山梨大)
本研究では、強飽和集合の列挙における高速化手法を提案する。従来の強飽和集合列挙は、冗長な支持度計算により計算量が膨大になっており、高速化の余地があった。先行研究である糸魚川の手法では、支持度に着目した禁止集合の拡大を導入し高速化を試みたが、実装は未完成であった。本研究では、その実装を完成させるとともに、さらに高速化を実現するための改良手法を提案する。これにより、列挙処理の計算コストを大幅に削減し、長いパターンを含む興味深い集合を効率的に抽出可能とした。本研究の成果は、強飽和集合列挙の実用性を高め、今後のパターン探索アルゴリズム設計に有用な指針を提供する。