情報処理学会 第88回全国大会

2ZM-05
静岡方言「〜ケ」の使用・理解における地域差・世代差の計量的分析
○山田夕都紀,萩田碧偉,柴田希隆,山崎綾一郎,山岸祐己,谷口ジョイ(静岡理工科大)
「昨日は風邪をひいたっけで,会社を休んだっけよ」といった文に見られる静岡方言の「〜ケ」は,「発話直前を含む過去の事態の認識」を表す表現である.本研究では,当該表現の使用・理解に関する大規模調査を用い,出身地域(静岡県西部・中部・東部)・年代といった話者属性との関連を明らかにすることを試みる.分析では,各設問の使用・理解と話者の属性とのクロス集計に対し,調整済み標準化残差を算出する.また,本調査の標本構成は静岡県の人口構成と乖離しているため,令和2年度国勢調査に基づき,西部・中部・東部×年代×性別からなる事後層化の三次元ウェイトを算出し,ウェイトバック集計を行う.