2ZL-02
可能自己の形成にアバタ作成が与える影響-キャリア形成支援教育におけるアバタ活用の可能性-
○石井未来,金子結人,笠原千聖,阪田真己子(同志社大)
現代の若者には,将来どうなりたいか,なりたくないかという「可能自己(possible selves; Markus & Nurius, 1986)」が不明瞭な者がいる.こうした若者に向けて,キャリア教育などのキャリアや人生を考えるための支援が行われてきたが,その多くは言語化や内省が中心の手法であった.近年では未来の自分になりきる手法が注目されているが,使用者自ら作成したアバタの利用については十分に検討されていなかった.そこで本研究では,アバタの作成および使用の有無に着目して,未来の自己の体験的手法が,自己の未来イメージの捉え方やキャリアレディネスにどのような影響を与えるのかを実験的に検討した.