情報処理学会 第88回全国大会

2ZK-07
還元および結合反応を分離した潜在変数モデルによる抗体薬物複合体の薬物抗体比の予測
○山内麻人,大上雅史(東京科学大)
抗体薬物複合体(ADC)の品質管理において薬物抗体比(DAR)の精密制御は不可欠であるが、その合成条件設計には多大な実験コストを要する。本研究では、特許情報由来のデータを用い、還元剤やペイロードの当量、反応温度・時間といった合成条件からDARを予測する機械学習モデルを構築した。手法として、AbLang-2により抗体配列から化学的特徴を抽出すると共に、還元・結合反応の進行度を個別の潜在変数として定義した。これにより、限られたデータ数でも高精度な予測を実現した。