2ZK-06
拡散モデルと遺伝的アルゴリズムを組み合わせたバインダ分子設計–アミノ酸の縮約表現を用いた生成・変異アプローチ–
○木内絢美(早大),小関 準,前田史雄(産総研),久保 泰(糖鎖工学研究所),今井賢一郎(産総研),山名早人(早大)
遺伝子治療用ウイルスベクター開発では、組織標的化技術の確立が課題となっている。そこで、本研究では、標的化技術の確立に向けた標的タンパク質に結合する分子(バインダ)の計算的設計手法として、アミノ酸の縮約表現を用いた、拡散モデル、遺伝的アルゴリズム、複合体予測を組み合わせた統合手法を提案する。試験管内進化実験で得られた配列データを入力として、本手法によりバインダの配列生成を行った。複合体予測に基づき、標的タンパク質との結合エネルギー評価をした結果、本手法により得られた配列は、実験により得られた最も高い結合能を示した配列や先行研究の手法で得られた配列と比べ、より安定な結合エネルギーを示した。