情報処理学会 第88回全国大会

2ZK-03
二次元画像を用いた日本人眼形状の関連遺伝子の探索
○大瀧温土,今西 規(東海大)
個人のゲノム情報を使ってヒトの顔形状を予測する「ゲノムモンタージュ」開発の一環として,男性94人,女性140人の顔写真を用いて日本人集団の目の輪郭形状に関連する遺伝子を探索した.顔画像からMediaPipeを用いて32点のランドマークを抽出し,一般化プロクラステス解析による補正を行った.続いて主成分分析による次元削減を行い,得られた主成分のうち累積寄与率が90%を超える第4主成分までを目的変数として,約22.5万SNPによるゲノムワイド関連解析(GWAS)を実施した.主成分分析では,男女ともに目の縦幅や傾きなどの成分が検出された.GWASでは有意水準に達するSNPは未確認だが,表現型の定量的解析の有用性と今後の展望について論じる.