情報処理学会 第88回全国大会

2ZH-01
VAR導入がJ1リーグの試合指標に及ぼす影響の実証分析:2014〜2024年
○杉本幹太,矢崎敬人(工学院大)
本研究では、判定精度向上を目的に導入されたVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)がプロサッカーJ1リーグの試合スタッツにどのような変化をもたらしたかを明らかにする。対象は2014〜2024年の11シーズンの全試合とし、得点やファール回数などのカウント指標、シュート成功率やチャンス構築率などの割合指標についてVAR導入の影響を検証する。分析には一般化線形モデル(GLM)を用い、カウント指標には負の二項回帰、割合指標にはロジット回帰を適用し、年次傾向、観客数、チーム勝率を統制した上で推定を行う。VARが試合構造や判定に与える影響を定量化し、今後のVAR運用や競技運営に資する知見の提供を目指す。