情報処理学会 第88回全国大会

2ZC-06
ハミングメロディ補正のための可視化ユーザインタフェース
○白石理恵(お茶の水女子大),杉本 悠,中村栄太(九大),伊藤貴之(お茶の水女子大)
本研究では、ハミング入力から得られた不完全なメロディを補正することでメロディ制作を支援するユーザインタフェースを提案する。まず自動採譜手法を用いて、入力音声から音高系列およびオンセット情報を抽出し、それに基づいて調を推定する。得られた調情報を用いて音高を整えたメロディを生成し、元のメロディと補正後のメロディを時間と音高の平面上に重ねて可視化することで、両者の違いを直感的に把握できるようにする。さらに、Reactを用いて構築したユーザインターフェース上で、これらのメロディをピアノロールで提示する。これにより、ノートのドラッグ操作による音高・タイミングの編集や、推定された調に基づいた補正候補の選択を可能とし、簡易な操作でメロディを補正できる。本研究における不完全なメロディの補正とは、自動採譜による誤りを修正するとともに、ユーザの意図するメロディに近づけることを目的とした操作も含む。