2ZA-09
流動配向したCNFの偏光変調特性を用いた二次元流れ場計測法
○大崎恵人,岡本流星,久保尋之(千葉大)
本研究では,流動により配向したセルロースナノファイバー(CNF)が示す偏光位相変調に着目し,CNF を光学的位相差素子としてモデル化することで,透明流体の二次元流れ場を定量的に計測する手法を提案する.偏光カメラで取得した Stokes パラメータから偏光角および偏光度を算出し,既知の入射偏光条件の下で CNF の速軸方向と位相差を再構成することで,流れに伴う配向情報を抽出する.本手法は,変調後の輝度に基づく従来の可視化とは異なり,偏光変調に影響をもつ物理量を基盤として流れ場の計測が可能であり,透明流体における流動状態の評価に有効である.