情報処理学会 第88回全国大会

2ZA-06
高周波照明と撮像の同期遅延制御を用いた半透明物体内部の可視化
○篠ケ瀬えみり,小松良輔,久保尋之(千葉大)
散乱特性をもつ半透明物体では、入射光が物体内部で散乱を生じさせるため、内部構造の視認が難しい。この課題に対し、これまでに高周波照明を用いて直接光成分と散乱光成分を空間的に分離する手法や、プロジェクタとカメラの同期を時間的に制御することで散乱光を分離する撮像システムが提案されてきた。本研究は、これら手法の中でも特に投影光の制御に着目し、半透明物体内部の可視化性能向上を目的とした検討を行った。具体的には、高周波照明と同期遅延制御を組み合わせた撮像条件をシミュレーションおよび暗室での実験により評価し、投影光および同期遅延量を適切に設定することが内部構造のコントラスト比に影響を及ぼすことを確認した。