2ZA-01
矩形領域分割を用いた遠近感を考慮したDR技術の実装
○添田 輝,新井浩志,藤岡昌登,後藤洸希(千葉工大)
単一カメラで撮影した隠背景画像からユーザ視点に応じた遠近感を再現する隠消現実感手法を提案する。単一画像を射影変換しARマーカに重畳する従来手法では、奥行きの変化を表現できず自然な透過感を得られない。そこで提案手法では、隠背景画像に対しMiDaSによる深度推定を行い、深度マップに基づき画像を矩形パッチへ分割し、各パッチの平均深度から描画スケールと表示位置を変えることで、視差を伴うパースペクティブ変形を実現する。さらに全パッチを深度順に配置し重なりの破綻を抑制する。背景を直接撮影した画像とDR画像とのピクセル比較をした結果、凹凸のある背景で従来手法より高精度な透過表示が可能であることを確認した。