情報処理学会 第88回全国大会

2X-06
マンカラにおける貪欲戦略と最適戦略の比較分析と戦略的着手度の提案
○渡邊星夜,横山友彦,前山和喜,藤井昭宏,田中輝雄(工学院大)
マンカラは世界各地で多様なルールを持ち,その差異がゲームの戦略性に大きく影響する.本研究は,代表的な8種類のルールの有無を組み合わせた全256通りのルールセットに対し,ポケット数と初期石数を変化させながらすべてのゲーム木を計算し,統計的な分析を試みた.ここで,各ルールセットに対して,「最適戦略」と「貪欲戦略」を組み合わせの4種の対戦を比較し,戦略や悪手の伝播がどのように勝敗構造を変化させるかを調べた.ルール差が生む戦略的負荷を数量化する指標として「戦略的着手度」を定義し,特定のルールやルールの組合せが戦略的着手度にどのように影響するのかを明らかにした.