2V-05
レシピの厳密性よりも料理の完成を優先する状態指向型対話システムの構築
○木村雅哉,田中克明(埼玉工大)
日常の調理においては、レシピの厳密な再現よりも、手持ちの材料やそこまでに行った作業に応じた「料理の完成」が求められる。本研究では、固定的な手順提示を行わず、ユーザーが提示した写真やテキストから現在の状態に基づいて動的に次の行動を提案する状態指向型対話システムをLLMを用いて構築した。調理を下ごしらえと本調理に分離したうえで、LLMにより調理の状況を把握させ、ユーザーの行動結果からこれらを逐次更新する。手順前後や軽微な失敗をシステム側で吸収し、調理を破綻させずに料理の完成へと対話を進める。