情報処理学会 第88回全国大会

2U-05
秘密計算を用いた成績管理システム
○内海 陸,岡村真吾(奈良高専)
サイバー攻撃による情報漏洩への対策としてデータの暗号化保存がある.データを復号してから演算等を行う場合,平文が漏洩する可能性がある.そのため暗号化されたまま演算等が行える秘密計算技術がこれまで提案されてきた.
本研究では,秘密計算技術を用いた成績管理システムを考案し,加算乗算が可能な暗号文を,比較可能な暗号文への変換を可能にした.これによりほかの参加者の合計点を知らない状態で自身の席次を入手可能とした,より実用的な成績管理システムを構築した.