情報処理学会 第88回全国大会

2S-06
網目構造と生長曲線に基づくメロン生育過程の可視化
○ダニスアディラ ヒダヤット,海老沢源,小池 誠(静岡大),小川 晋,土岐賢介,田代貴志(大和コンピューター),峰野博史(静岡大)
高級農芸品と知られる温室メロンは,重量や糖度だけでなく,形状や網目の美しさが重視され,熟練農家による目視評価に基づいて栽培管理が行われる.高品質な温室メロンの栽培には,外観を定量的に評価し,最適な環境制御が不可欠である.メロンは肥大に伴って果皮が裂け,その治癒過程で網目が形成されるという特徴を持つ.そこで,本研究では果実や網目構造を深層学習モデルで検出し,画像から生長に伴って変化する表現型特性を抽出する手法を提案する.形状や網目などの多次元的な特徴の時系列推移を算出し,生長曲線に近似することで,生育過程をモデル化する.これにより,メロンごとの生長傾向が収穫時品質に与える影響を分析する.