情報処理学会 第88回全国大会

2Q-05
自律分散型路側機を利用した災害時情報共有手法
○西村直人,横山和俊(高知工科大)
近年、V2V・V2I に代表される ITS 技術は平常時の安全支援や交通円滑化に利用されているが、それに加えて災害時への応用についても考えられている。一方で災害時には通信輻輳や基地局損壊により中央集約型インフラが機能停止し、地域内の情報共有が困難となる。本研究では、この課題に対し、路側機が独立して動作し、車両をデータキャリアとして情報を伝搬する自律分散型 V2I モデルを提案する。シミュレーションを用いて災害時の避難環境を再現し、路側機制御方式や密度、車両台数が情報拡散と避難行動に与える影響を評価する。これにより、通信断絶下でも機能するレジリエントな情報共有基盤の構築に寄与する