情報処理学会 第88回全国大会

2M-02
並列多目的最適化アルゴリズムの挙動解析に向けた解分布推移の可視化環境の提案
○川崎悠磨(東海大),佐藤裕二(法大),佐藤未来子(東海大)
多目的最適化アルゴリズムの並列化手法において複数コアに個体を分散させて解を探索させる場合に,期待と異なる進化を遂げる場合がある.しかしその原因を特定することは難しく,解析のために最適化途中の解の進化過程を可視化することは重要である.本研究では,並列多目的最適化アルゴリズムの特徴解析を行うため,各世代で得られる解分布とその推移を表示する可視化環境を提案する.世代ごとに変化する解分布と,コアごとに行った探索の進行状況を直接観察することにより解探索アルゴリズムの特徴を明らかにすることや,アルゴリズムの改善提案などに有効である.本論文では,多目的最適化問題の標準ベンチマーク問題を用いた解析を通じて得られた知見と結果について報告する.