情報処理学会 第88回全国大会

2K-07
海馬の構造を模したクマのその場検知システムの開発
○相場裕也,野村 博(日本工学院八王子専門学校)
近年,市街地や農地へのクマ出没が急増し,人々の安全が脅かされている.市街地に設置された監視カメラはプライバシーの侵害に対する懸念があり,農地などの遠隔地では通信環境も障害となる.そこで本研究では,IoT機器単体で簡便にクマを検知するシステムを開発した.海馬の構造を模した認識技術は安価なモジュールでも十分に機能する.画像を外部へ送信せず,検知した事実のみをマルチホップ通信で即座に通知する.これにより,住民のプライバシーを保護しつつ,通信環境が不安定な農地や広範な住宅地をカバーできる.本稿では,試作機と試験データを報告する.