情報処理学会 第88回全国大会

2J-06
軽度難聴高齢者を対象とした子音強調型補聴方式の受聴評価実験の検証(第2報)
○渡邊朝子,韓 寧夫,高橋伸弥(福岡大),森山 剛(東京工芸大),小野 博(中大),坂田俊文(福岡大),戸井武司(中大)
超高齢社会における老人性難聴者の増加により補聴器の重要性は高まりつつあるが,一部の音声が聞こえにくいだけという軽度難聴者はその利用を避ける傾向があり,補聴器の普及が進んでいない.本質的に言葉の不明瞭さを改善することが難しいことが大きいことが,その理由と考えられることから,我々は,言葉が明瞭になるよう入力音声の子音の特性に応じて各子音を強調加工するような補聴方式を提案し,その有効性を確認する評価実験を行ってきた.本稿では,昨年度に引き続きこの補聴方式による子音強調加工音声の受聴評価実験を行ったので、事前に行った語音聴力検査の結果と併せてその有効性を検証する.