2J-05
SNSにおける日本の高齢運転者に対する言論の定量化
○佐野幸恵(筑波大),中西映人(ブレインパッド),吉田光男,市川政雄(筑波大)
日本では高齢運転者による事故が社会問題として注目されがちであるが、実際には若年層より事故率が低いことが知られている。本研究では、2010〜2021年のX(旧Twitter)投稿約23万件を対象に、感情分析・トピック分析・相互フォローネットワーク分析を行い、高齢運転者に対する言論の特徴を多面的に分析した。結果、若年運転者に比べて高齢運転者を扱う投稿は一貫してネガティブに偏り、とりわけ「事故」「危険運転」「報道」関連のトピックで否定的感情が年々強まっていた。またフォロワーグラフの分析の結果、これらの意見は、特定の一部コミュニティではなく、幅広いユーザーにより形成されていたことが明らかとなった。