情報処理学会 第88回全国大会

2C-01
オートエンコーダによる動画特徴抽出と特徴ベクトルの可視化
○松永 嵩,雅樂隆基,綾塚祐二(クレスコ),櫻木智仁,名古屋大義(JALエンジニアリング)
本研究では、オートエンコーダで圧縮した動画特徴ベクトルをPCAにより2次元空間に落とし込み、可視化することで、繰り返し構造を持つ動画の特徴を解析した事例を報告する。対象は航空機エンジンの内視鏡検査動画であり、映像解析の結果、特徴ベクトルが二次元空間上で円軌道を描くことを確認した。この円運動は、動画内でブレードが繰り返し見え隠れする周期的構造を反映していると考えられる。さらに、この現象は航空機エンジンに限らず、同様の形状の物体が繰り返し登場する動画(例:工場の生産ラインなど)にも適用可能である。円運動の位相は動画内の構図情報と対応しており、必要なフレームの抽出や構図分類など、幅広い応用が期待される。