情報処理学会 第88回全国大会

2B-04
動画編集における時間軸を考慮した来歴情報付与手法の提案
○毛利拓海,大竹 剛(NHK)
近年の生成AI技術の発展に伴い、偽情報・誤情報の拡散が課題になっている。コンテンツの信頼性を高めるため、情報の出どころや編集履歴を示す「来歴情報」の活用が注目されており、その付与・検証方法はC2PAで規定されている。しかし、複数の映像素材を編集・統合する映像制作の編集工程では、来歴情報と映像素材の対応関係が損なわれる可能性がある。そこで本稿では、C2PA仕様の来歴情報をベースに、複数の映像素材の来歴情報を集約するとともに、時間軸を考慮した来歴情報の付与手法を検討し、試作システムに実装した。その結果、映像素材と来歴情報の時間軸上の対応関係を特定できることを確認した。