情報処理学会 第88回全国大会

1ZN-07
VR酔い低減を目的とした三感覚系のマルチモーダル刺激システム
○高須賀颯太,竹中健祐,島 圭介(横浜国大),島谷康司(県立広島大)
本研究では,VR映像視聴中に生じる加速度感覚の欠如を補うため,マルチモーダル感覚刺激を用いた加速度感覚誘発システムを提案する.視覚に同期して,前庭電気刺激(GVS),振動デバイスによる体性感覚提示を行うことで,仮想空間内の加速度変化を提示する.また,GVS刺激装置と振動提示機構を一体化し,携帯可能かつ容易に利用可能なデバイスとして開発した.実験では,小型筐体においても十分な刺激強度と方向提示性能を確保できることを確認した.本デバイスは,低コストかつ携帯性を備えた加速度提示手法として,VR体験の拡張やモバイル型VRインタフェースの実現に寄与する可能性を有する.