1ZK-04
子音強調型補聴方式のための音素識別手法の検討
○吉田悠人,渡辺朝子,高橋伸弥(福岡大),森山 剛(東京工芸大),小野 博(中大),坂田俊文(福岡大),戸井武司(中大)
超高齢社会における老人性難聴者の増加により補聴器の重要性は高まりつつあるが,一部の音声が聞こえにくいだけという軽度難聴者はその利用を避ける傾向があり,補聴器の普及が進んでいない.本質的に言葉の不明瞭さを改善することが難しいことが大きいことが,その理由と考えられることから,我々は,言葉が明瞭になるよう入力音声の子音の特性に応じて各子音を強調加工するような補聴方式を提案し,その有効性を確認する評価実験を行ってきた.これまで子音クラスを識別した結果に基づいて子音強調をする方式を検討してきたが、本稿では子音クラスではなく音素識別をする方式を検討し、その精度評価を行ったので報告する。