1ZK-02
会話と運動の組み合わせタスクにおける脳活性化パターンの分析
○高柳来望,広兼道幸,堀口由貴男(関西大)
高齢化に伴い,認知症患者の増加が社会課題となっている.本研究では,会話内容と運動種別が脳活動に与える影響を比較し,各タスクの特徴的な活性化パターンを明らかにすることを目的とした.そこで,脳波計測装置を用いてMMSE,会話,および軽運動を実施し,タスク間での脳波の差異を解析した.その結果,MMSEと会話では前頭葉が主に活動し,運動ではタスクに応じて前頭葉に加え頭頂・後頭葉が活性化していることが確認された.さらに,MMSE・会話と運動の組み合わせでは,スクワットや背のびなど全身運動を伴う組み合わせで前頭葉中央部や側頭葉の活性化が顕著であり,単独のタスクとは異なる活性化傾向が示された.