情報処理学会 第88回全国大会

1ZJ-06
悩みの傾向把握を目的としたLDA分析支援システムに関する考察
○熊澤拓海,富澤浩樹,阿部昭博,市川 尚(岩手県大)
近年,我が国では自殺率の高さが深刻な社会問題となっている.そこで著者らは盛岡市保健所と協働で,こころの相談窓口への誘導を目的としたチャットボットの試験的運用を2020年6月より開始した.本研究では,蓄積されたログから悩みの傾向を把握するため,LDA(Latent Dirichlet Allocation)に基づくトピック分析を採用したログ分析支援システムの開発を進めている.本システムは,K6スコア等を複合的に可視化し,専門家による協働的なラベル付けを支援することを目的としている.
本稿では,開発中のシステムを前提とした想定運用および盛岡市保健所職員との意見交換を踏まえ,本アプローチの可能性,分析結果を如何に自殺対策につなげていくかについて考察する.