1ZF-05
麻雀における得失点予測モデルを用いた選手評価手法の構築
○中本陸斗,酒折文武(中大)
不完全情報ゲームである麻雀では,毎順に自摸という確率的要素が介在するため試合結果のランダム性が高く,選手の実力を正確に評価することは困難である.従来は,平均着順のように最終結果のみを集約した指標や,和了率といった特定行動に着目した指標が用いられてきたが,局面ごとに選択されたすべての行動の価値を十分に反映できていなかった.本研究では,サッカーにおける行動価値評価手法であるVAEPを麻雀へ応用する.局面情報から各プレイヤーの将来的な加点および失点を予測するモデルを構築し,各行動が期待得失点に与える影響に基づく新たな選手評価指標を提案する.さらに,従来指標との比較を通じて,本手法の有効性を検証する.