情報処理学会 第88回全国大会

1V-03
ドキュメント群のマップ化とUML図の矢印記法による関係性の可視化が記憶定着および情報理解に及ぼす効果
○大濱慎恭(情報経営イノベーション専門職大)
本研究は,ドキュメント群をコンテンツマップとして可視化し,UML図の矢印記法を用いて関係性を表現する手法を提案するとともに,その有効性について検討した.デモ用に作成したドキュメント群を対象に,UML図の矢印記法を付与した可視化環境を構築し,250名の社会人を対象とした調査を実施した.調査の結果,コンテンツマップの理解度や情報理解の深さ,記憶定着・想起のしやすさにおいて肯定的な評価が得られ,特に集約や関連を示す矢印が抽象構造の把握を支援する可能性が示唆された.本手法は,情報構造を整理・共有するための手法として,知識労働における情報整理および学習支援への応用が期待される.