1S-08
クランプ式CTセンサとLPWA通信を用いた電力可視化・ピークシフト支援システムの提案と実装
○濱野色澄,大塚孝信(名工大)
近年の電気料金高騰により,製造業では電力コストの増加が課題となっている.特に中小規模の工場では,既存設備の更新を伴わずに電力利用を最適化する仕組みが求められている.本研究では,クランプ式CTセンサとLPWA通信を組み合わせることで,生産設備への影響を最小限に抑えつつ電力消費を計測し,現場導入が容易な電力可視化を実現した.また,収集データを基に電力ピークの発生タイミングを分析し,優先度の低い機器の稼働を時間的に調整する案を提示することでピークシフトを支援するシステムを構築した.評価では,想定される運用データを用いたシミュレーションにより,工場のピーク抑制に向けた稼働調整の効果を検証した.