情報処理学会 第88回全国大会

1H-05
中学校数学の証明学習における記述支援を通じた論理構成力育成の試み
○大野蒼太,河村泰之(愛媛大)
中学校数学の証明学習において、記述力と論理の構成力の二つが重要視されているが、記述力不足による誤りの指導に時間を割かれ、論理の構成力の指導が十分になされていないことが課題である。本研究では、記述力不足による誤りを指摘することで論理の構成力を高めることを目的とする。そこで手書き記述を解析し、記述力不足による誤り箇所を視覚的に強調して書き直しを促すツールを開発し、その教育効果を検証する。このツールを使用することで、学習者は記述力を補ってくれることを前提とすることができ、その分、論理を構成することに注力することが期待できる。実際の教育場面で使用し、論理の構成力の育成に貢献できたか検討する。