1C-05
年齢情報に基づくプロファイリング悪用を防ぐための年齢特徴量を用いた音声仮名化
○伊藤 葵,伊藤克亘(法大),西村竜一(和歌山大)
音声データから推定される年齢情報は、広告プロファイリング、家庭状況の推定、ディープフェイク生成などに悪用される可能性があり、GDPRといった法規制をはじめ、その秘匿化が喫緊の課題の一つである。従来の音声匿名化手法は、擬似話者のx-vectorへ変換することで声色に基づく話者識別性を抑制するが、話し方や韻律に残存する年齢特徴から推定が依然可能である。本研究では、発話から抽出される年齢特徴量を擬似話者の特徴量へ置換し、その特徴を用いて音声を再合成する手法を提案する。これにより音声中の年齢情報を秘匿し、属性推定やプロファイリングへの悪用リスクの低減を実現する。