【セッション概要】論文誌ジャーナル/JIP編集委員会主催の本セッションでは、現在、論文誌への掲載を目指して論文を執筆中もしくは、今後、執筆する予定のある情報処理分野の若手研究者の方々へ有益な情報を提供いたします.具体的には、まず、経験豊富な講師をお迎えして研究成果を論文として執筆するさいに有益なテーマに関してお話をいただきます.また、パネル討論では、編集委員会から編集長ならびに、各グループの主査による、採録される多くの論文にみられる傾向や、査読コメントへの対応方法などのアドバイス、論文を出す前のチェック事項、および論文誌に関する最近の動向などについて情報提供と意見交換を行います.本セッションは、論文著者の方のみならず、共著者の指導教員、査読をお引き受けくださる方にも必見です。
【略歴】1995年 大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程了.同年奈良先端科学技術大学院大学助手,現在同教授.博士(工学).分散アルゴリズム,集積回路のテスト・信頼性の研究等に従事.電子情報通信学会和文誌(D)編集委員(2009 - 2013).本会理事(論文誌担当)(2023 - 2025)
【講演概要】本講演では研究分野をサーベイする基本的な方法論について論じる。具体的には、文献発見のための検索方法、論文の読み方、サーベイ結果のまとめかた、論文中での文献紹介方法などを論じる。さらに、学生がサーベイ手法を習得することが、その後のキャリアにおいてどのような意味をもつかについても議論する。
【略歴】1992年早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了。同年日本アイ・ビー・エム(株)東京基礎研究所研究員。1997年早稲田大学にて博士(工学)。2003年京都大学COE研究員(客員助教授相当)兼職。2005年お茶の水女子大学理学部情報科学科助教授。2011年同大学教授。2019年同大学文理融合AI・データサイエンスセンター長兼任。2024年同大学共創工学部文化情報工学科兼担。
【討論概要】論文誌の査読プロセスの紹介と,査読をどう通すか,について,今年も、論文誌編集委員会の各グループ主査の先生方に語っていただきます
【略歴】北海道大学、東京藝術大学、大阪大学、国立情報学研究所を経て2022年より現職。博士(情報科学)。2024年度から情報処理学会論文誌運営委員会編集長。
【略歴】1986年大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了.1988年同大学院 基礎工学研究科博士後期課程中退. 博士(工学).奈良工業高等専門学校, 大阪大学, 岡山大学勤務を経て, 2014年より現職.ネットワーク運用管理 に関する研究に従事.本会インターネットと運用技術研究会主査(2013 ~2016年).本会論文誌編集委員会ネットワークグループ委員(2021年 〜),同副査(2022~2023年).同主査(2024年).
【略歴】東京大学工学部卒業.東京工業大学大学院社会理工学研究科修了.東京工業大学助教を経て,現在公立はこだて未来大学教授.専門はデジタルヒューマニティーズ,人工知能,計量文献学,物語論,修辞構造分析など.「きまぐれ人工知能プロジェクト作家ですのよ」「TEZUKA2023」などで物語の構造分析や自動生成などを行っている.
【略歴】国立情報学研究所、首都大学東京(現 東京都立大学)を経て2019年より現職。博士(工学)。2020年度から情報処理学会論文誌ジャーナル/JIP編集委員,2024年度から同主査(基盤グループ)。
【略歴】2015年和歌山大学大学院システム工学研究科システム工学専攻博士後期課程終了.博士(工学).2020年日本電信電話(株) を退職後,同年より千葉工業大学准教授.2023年現職に至る.グループウェアおよびリスクマネジメントの研究に従事.情報処理学会論文誌編集委員会情報システムグループ編集委員・副査・主査などを歴任.